Google製LLM「PaLM2」と対話できるLINE Botを爆速開発ハンズオン1
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本日やること● 本日やること● 自己紹介● 完成品の動作● 構成● 今回使う技術● VertexAIとは● PaLM2とは● CloudRunとは● 実際に作ろう● まとめ2
自己紹介3Amazon ベストセラー獲得Kento.Yamada (github,Twitter,zenn,Qiita@ymd65536)経歴● 2022年10月~現在 虎ノ門のCIer○ Multi Cloud Developer● (2016年~2022年9月)某通信キャリアの子会社○ ITスペシャリスト
完成品の動作4デモをやります!
全体構成5ArtifactRegistryCloud RunVertex AI
デプロイ時の構成6ArtifactRegistryCloud Run2.コンテナイメージをpull 1.イメージをpush
Vertex AIとの疎通確認7Cloud Run Vertex AI2. text-bison@001のAPIを実行1. エンドポイント接続(GETリクエスト)3.結果を取得4.ブラウザで結果を参照
LINE botからVertex AIのAPIを実行8Cloud Run1.Webhookによる接続Vertex AI2. chat-bison@001のAPIを実行2. chat-bison@001のAPIを実行3.結果を取得4.LINEアプリ上で結果を閲覧
今回使う技術● LINE API○ Messaging API● Google Cloud○ CloudRun○ Artifact Registry○ Vertex AI9
LINE Messaging API👈詳しく知りたい人はこちら10https://www.youtube.com/watch?v=KiuLRTSuTzg
CloudRunとはコンテナを実行できるマネージドサービス特徴● サーバレスコンピューティング● 受信リクエストに合わせて、コンテナが自動的にスケール今回はジョブではなく、サービスとしてコンテナを実行LINE Messaging APIのWebhook URLとして利用11CloudRunの料金:https://cloud.google.com/run/pricing?hl=ja
Artifact Registryとは12次世代の Container Registry特徴● パッケージと Docker コンテナイメージを1 か所で保管し、管理できる● CloudBuildのアーティファクトを保存する場所として利用できるCaution現在はContainer Registryではなく、Artifact Registryが推奨されています!今回はCloudRunに使うコンテナのイメージを保存するために利用Artifact Registryの料金:https://cloud.google.com/artifact-registry/pricing?hl=ja
VertexAIとは13エンタープライズ対応の生成 AI でイノベーションを加速する特徴● さまざまなAIモデルの提供およびトレーニング● 検証にちょうどいいGenerative AI Studio● もちろん、PaLM2も提供今回はCloudRunからVertex AIのAPIを実行してAIを呼び出す
PaLM2とは● Google が開発した最新のLLMであり、PaLMの後継● 4種類のモデル:Gecko、Otter、Bison、Unicorn● 25 を超える Google の製品と機能に搭載なお、読み方は「パーム」14引用元:PaLM 2 のご紹介 https://japan.googleblog.com/2023/05/palm-2.html
Vertex AIでPaLM2を利用する時1. text promptsa. 一問一答という形で利用する2. chat promptsa. 文字通りチャット、コンテキスト(文脈)を理解して返信3. text embeddingsa. テキスト同士の類似性を測定して返信15
Vertex AI における生成 AI サポートの料金16Vertex AI における生成 AI サポートの料金:https://cloud.google.com/vertex-ai/pricing?hl=ja1,000文字あたり、$0.00101,000文字あたり、$0.0005
実際に作ろう百聞は一つのハンズオンにしかず!!17
まとめ● 今回はCloudRunを使ってVertexAIを実行した● VertexAIを使うと手軽に生成AIが扱える!● PaLM2は比較的に安い!すごい!● まだまだ知見は少ないけども、可能性は無限大!18