『公開天文台白書 2018』の作成経過と今後の展望
「『公開天文台白書 2018』の作成経過と今後の展望」米澤 樹(紀美野町みさと天文台)澤田 幸輝(和歌山大学大学院観光学研究科)尾久土 正己(和歌山大学観光学部)
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自己紹介
米澤 樹•2018年和歌山大学観光学部尾久土ゼミにて「白書2018」の集計を担当課題:学部生の時、天文台のデータがなかった。•2019年-2021年 民間企業にて物品やデータの営業として勤務•2021年4月-みさと天文台にて勤務課題:他の施設と比較できない•2022年1月 JAPOSへ入会•現在、「白書2018」の公開に向け進み始める
澤田幸輝•和歌山大学大学院観光学研究科• 米澤さんの2つ後輩•専門:観光研究、アストロツーリズム、文化研究• 与論島、みさと天文台、和歌山市加太などで実践研究•2022年3月にJAPOSへ入会• 公開天文台関係者の皆さんとお近づきになりたかった!•「白書2018」の分析担当
経緯
これまでの経緯2018年 2019年 2022年JAPOS全国大会和歌山大学尾久土ゼミ白書の集計を受託10/19WEBにて調査開始11/13質問票を郵送(330通)集計1月集計完了JAPOSへ結果報告
回答施設の施設種別割合(n=198)集計結果•集計期間2018/10/19-2019/1/31•郵送数330通•有効回答数198館が回答(休閉館を含む)•回答率60%(2006年白書62%)
2018年版について
目的より良い公開天文台となるように、現状を知ることで、今後の施策・行動の指針/意思決定の材料となるような資料を作る。各種研究の基礎資料各天文台での比較資料公開天文台の全体像を知る活用例)論文、研究、調査活用例)稟議資料、意思決定補助資料活用例)大規模施策、企業の提案資料
方針・目標•年内に公開•まずはWEBにて公開•2006年版同様、白書と要覧(データブック)の両方を公開予定•2018年作成時の課題を記載└今後の調査へ提案郵送で集まった回答
今後のスケジュール(予定)2023年JAPOS全国大会発表(現在)完成執筆集計一般公開2022年6月 11月 12月確認修正構成の決定
2018年版の課題両年で異なる施設種別を選択しているケースが目立つ(28%)例)2006年野外活動施設→2018年社会教育施設回答の意図が不明瞭質問項目が膨大2006年版と2018年版の単純比較が困難回答、集計、分析に大きな負担一方、調査は継続的に行うことが求められている質問の意図がわっていない、選択肢が曖昧より良い調査が行えるように課題の提起、解決策の提案
まとめ• 集計担当:米澤、分析担当:澤田、監修:尾久土さん• 内容確認・編集:調査研究委員会の皆様• 2021年度末JAPOSへ入会したことにより始動• 今年中に公開する!!• 今後の白書/調査へ活かせるように提案皆様のご意見、ご助言、ご指導、ご賛同をお待ちしております!!最後に、急なお願いにも関わらず白書2018の公開の場を設けて頂きありがとうございます。